オタクの服がダサいのはお金が無いからでもセンスが無いからでもない
こんにちは。くろーぷです。
みなさんは服が好きですか?いいですよね、服。着るだけでテンション上がります。明日何着よう?とか考えてる時間ってすごく楽しい。最近はリモートワークで、同期はみんなスウェットなのに一人だけシャツ着てジャケット羽織ってます。
さて、今日は服の話を書いていきます。
先に謝っておくんですけど、「ダサい」って書いてごめんなさい…他の言葉が思い浮かばなくて…ダサいって絶妙すぎません?すごいとかかわいいとか、曖昧でもっとバシッとした言葉はないのか!ってなる言葉ばっかりの中で、ダサいってかなりあのモヤモヤ感を捉えてる…芋っぽいとか味噌汁くさいとかも全部含んでて…すごくね…
というわけで便宜上ダサいって書かせてもらいます。ごめん。
(あとこの記事は基本的に自戒の意味が込められています…だから非難しようとかではないので…すみません…)
1.なんでダサい服になってしまうのか
さて、オタクの服がダサいって話なんですが、別にいいんですよ、服にこだわんねーよって人はそれでもぜんぜん。あと「俺は他のオタクとは違うから(笑)他のオタクはホントセンスねーよ(笑)」という人も、それはそれでいいです。当然僕自身人に服のことを教えられるほどのセンスじゃないし、だっせえな今日、って日もめちゃくちゃよくあります。そんなもんです。まぁそういう人も「ほーん」って思いながら推しのこととか考えながら読んでみてください。
で、なんでオタクの服がダサいのかっていうとですね、別に金が無いとかセンスがないとか、そういう話じゃないんですよ。
いま「は?俺は完全にそれなんだけど、お前なんもわかってねーな」って思った人、ちょっと待って。あ、いや、待ってください。
あのですね、一応なんでかってのは思いついてるんですけど、はっきり書きすぎると怒られそうで…。怒らない?結構耳が痛い話になる気がして…。書いてる本人も反省しなきゃって思ってるから…。まぁ怒ってもいいんですけど、燃やしたりしないでね…。
で、その理由なんですが…あの、気を悪くしたらごめんなさいね?いいですね…?書きますよ…?
それは…
「オタクは自己満足で生きてるから」です。
(あーあ、書いちゃったよ…)
オタク、自分の好きなことができてればよくね?ってなってない?(ごめんなさい)それが服に出てるってことです(ごめんなさいごめんなさい)。
まぁオタク趣味自体他の人のことを気にする機会少ないですし、良い悪いではなくそんなもんだと思います…。
…さて、今一度気を取り直して、ちょっと考えてみてほしいのが、どういう基準で服を選んでますか?ということです。
気温だわ、バカ?ごめんなさい。んなもんいちいち考えねーわ、アホ?すみません…。いや、ほんとその通りだとは思ってます…。
でも謝ってばっかだと進まないんで、鬼のような形相のままでいいんで聞いてください。本来服って寒さ、暑さをしのぐもの、その通りです。機能性と価格だろ、大事なの、おっしゃる通りです。でも、そうじゃなくて、どうやって服選ぶか、なんですけど、ほかにももっと基準があるんです。
例えば、友達をキャンプに誘ったのにそいつがスーツで来たらどう思います?あほかよってなりますよね。実際それはあほです。でもこれって、キャンプにふさわしい恰好がわかってるからですよね。あとは逆に結婚式にTシャツで来る人、これもまぁダメだと思います。
つまりですね、服って状況に合わせてある程度何着るべきかって決まってるんですよ。だから高校生の頃とか多少の着こなしの違いはあれど、制服着とけばダサくないんですよね。学校と制服が結びついてるから。
でも問題は私服。私服着るときってそういうの決まってないじゃないですか。大学で着なきゃいけない服、ふさわしい服って何なんですかね?デートは?イベントは?飲み会は?なーんも決まりなんてないし、求められてもないです。で、なんとなくダサい。
そうなんですよ。私服って基本的にシチュエーションという基準がないんですよ。でも何着てもいいわけじゃない…でも「シチュエーション」という基準がないだけで、他に基準があるんですよね。
それは相手がどう思うか、です。
その服を着て会う相手が自分の恰好を見てどう思うか、それが基準になります。相手の年齢、性別、趣味、相手が普段来ている服…いろんなことが含まれて「相手がダサいと思わない服」が生まれます。もし服に自信が無いとか、何着たらいいんだよって人はこの基準に沿って選んでみてください。あとダサくない服の人がどんな人と会うときにどんな服を着てるのかを観察してみると分かりやすいですよ。
オタクにありがちなパーカーにジーパンに運動靴とショルダーバッグ、みたいなのを相手がどう思うかなって、相手の立場で考えてみるってことです。職場の同期、ゼミの後輩、他のオタク、電車の前に座ってる女性、コンビニ店員のおっさんなどなど、相手の視点にたってみるといいかんじです。
(とか偉そうに言ってますけど、僕もそれに気づくのにめちゃくちゃ時間かかりましたね…)
ただ単にアイテムそのものがかっこいいとか、自分の雰囲気に合ってるとかそういう基準で服を選んでた時期も長くて…という自省からのアイデアでもあります。当時は自分が良ければいいって基準で選んでて、完全に自己満でした…僕にみたいになっちゃだめですよ…
あとその線で行くと「俺の服かっこいいだろ?」ってしてる人はダサいことになります(自戒)。かっこいいかどうかは相手が決めるので、慎重に選んでから相手に託しましょう(自分に言い聞かせています)。
相手目線になって服を選ぶ、それを実践してみてくださいね。たぶん違う選び方、服の買い方になるんじゃないかな~と思います!
2.服の買い方・選び方
まあ理論は分かりました。じゃあ具体的にはどうすだよって声が聞こえてきそうなのでそれも書いときます。
まずは今持ってる服ですが、別に捨てなくていいです。いままでのを読んでもらえたらダサいのは服そのものではなくシチュエーションや相手による部分が大きいと分かってもらえたかと思います。使える服もあると思うのでいったんそのままにしときましょう。
ただこれだけは捨てろってものもあります。それはサイズの合ってない服、年齢に合ってない服、清潔感のない服です。成長期の感覚で大きくなるからと今の自分に合ってないサイズで買った服は捨ててください、着ません。とくにダボダボのズボンはすててください。年齢に合ってない服も同様です。個人的にパーカーは地雷率高くて、ちゃんと選ばないと顔は大人なのに服が子供というよくわからない人間が生まれます。とりあえず派手な色のパーカーは危ないって覚えといてください。最後に清潔感のない服です。あくまで清潔感、です。洗濯してあるかどうかではないです。清潔な感じがするかどうか、です。Tシャツの襟がヨレてるとか、洗いすぎて色が落ちてきてるとか、そういうのは清潔であっても清潔感はないので捨てます。
さて、服を買いに行くとなったらまずは店に行きましょう(当たり前)。店員は怖くないし服屋も地獄ではないです。とはいえ店員とかいう人種は見てるだけの時に話しかけてきますが、あれをやらないと向こうとしても仕事をしてないことになってしまうのでやってくるだけです。建物に入ったら話しかけられるイベントが発生するようなもんなので苦笑いで会釈でもしときましょう。あと服を買いに行く服がないとかって話を聞きますが、周りの人はあなたのことを特に気にかけてないので大丈夫です。
あと服屋は予算に合わせて選んでください。最初はユニクロとかGUで全然大丈夫です。
さて、服屋に着いたらあんまり考えず店員を捕まえ服を選んでもらいます。向こうはプロです。任せて失敗したら向こうが悪いくらいのテンションが大切です。その時になんも言わないと店員はあなたに似合いそうな服を持ってきてくれます。で、そういう服って結構に合ってると思うんですよね。さすがプロなんですが。でもその服って「シチュエーションと相手」を考慮してないことが多いです。だから失敗することもあって…。
ではどうするかというと、さっきの応用です。店員に「シチュエーションと相手」を伝えましょう。あと予算も。そうすればいい感じに見繕ってくれます。ちなみになんですが、最初からそう言うことを聞いてきてくれる店員さんはアタリです。推しましょう。
そして試着は必ずしてください。同じMサイズでもブランドによってまちまちです。サイズがあってないと即死です。必ずチェックしてください。あとズボンは必ず裾上げしてもらってください。有料でもです。じゃないとサイズが(省略)
理論だけ学んでプロに丸投げするのが一番いいので、慣れるまではそんなかんじでいくとよきです。
3.余談 量産型といわれる服について
最後にちょろっと余談です。服について調べると量産型ファッションというものがあるっていうのがたぶんすぐ出てきます。こんなかんじです。
で、よく出る話で量産型はダサい、みたいなやつです。結論から言うとダサいと思われることはほぼないです。シチュエーションや相手に対しての最大公約数みたいな服なので、相手からみてダサいと思われることはほぼないと思います。
ただこれも相対的な話で、服好きのあの子には(ダッサ…)と思われてる可能性も否定できません。ただそういう人は少数派と割り切ると楽です。というか服好きなのに相手の服にケチ付ける奴の方がダサい(そうだ、そうだぞ俺…)。
それでもかっこいい服を着たい!って人は量産型から抜け出す必要がありますので、自分の感覚を信じて冒険してみてくださいね。
今回はこんなかんじです。服はすっごく面白い趣味なので、もし興味持ったら買ってみてくださいね。きっと今までと違う経験ができるんじゃないかなと思います。
あともし「服買ってみたいけど全然わからん」っていうジャガーみたいな人いたら、僕で良ければ一緒に行きましょう。店員に話しかけるのとか全然やりますし、服も選びもお手伝いしますよ!
少しでも服を着てる時間が楽しいものになればいいな、というところで今回の記事は以上です。ま、あんま考えずやっていけたらいいんじゃないでしょうか。