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【Re:ステージ!3rdライブ感想】ステージに瞬いた3つのReflection

 

こんにちは。くろーぷです。

 

 

「Re:ステージ! PRISM☆LIVE!3rd STAGE~Reflection~」改めましてお疲れ様でした!本当に最高なライブでしたね。Re:ステージ!がここまで紡いできた物語が大きく花開き、過去最高のステージが生まれました。

 

 

今までのリステライブの中でも過去一番の規模と盛り上がりがそこにはありました。これ以上ない、素晴らしいステージだったと思います。

 

 

今回はライブの感想を、ライブのテーマであるReflectionに焦点を当てて書いていこうと思います。

 

 

 

僕は今回3つのReflectionがライブ全体として存在していて、それぞれが輝き合うことで最高の“PRISM“☆LIVE!になったのだと思っています。

 

その3つのReflectionとは

 

「アニメとのReflection」

「過去と未来へのReflection」

「キャラクターと声優とのReflection」

 

です。このそれぞれがReflectionし合って、美しい光に会場が包まれた、そう感じています。一つひとつなぜそう感じたのか、書いていきたいと思います。

 

 

1.「アニメとのReflection」

 

これは今回のアニメ『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』の後のライブという、今までのRe:ステージ!とは違うライブだからこそ、そして昼の部の新規曲・アニメ楽曲を中心に据えたライブだからこそ生まれたReflectionです。

 

まずは昼の部のセットリストです。

1 『Don't think, スマイル‼』 KiRaRe

 

2 『Yes, we are!!! 』オルタンシア

 

3 『境界線』 テトラルキア

 

4 『Lumiere』トロワアンジュ

 

5 『Like the sun, Like the Moon』 ステラマリス

 

6『ミライKeyノート』(真菜・紗由ver.)

 

7『ク・ルリラビー』 かえ&香澄(KiRaRe)

 

8 『キライキライCЯY』 瑞葉&みい(KiRaRe)

 

9 『惑わしラプソディ』 一条瑠夏

 

10 『あのね』 伊津村紫

 

11『 Glory Star』 岬珊瑚

 

12 『優しい風』 白鳥天葉

 

13 『Invisible Diamond』 城北玄刃

 

14 『One Step Ahead』 西館ハク

 

15 『ひと夜ひと夜にひとりごと』 市杵島瑞葉

 

16 『ガジェットはプリンセス』 柊かえ

 

17 『ステレオライフ』 KiRaRe

 

18 『せーので跳べって言ってんの!』 本城香澄

 

19 『InFiction』 ステラマリス

 

20 『Silent Dystopia』 トロワアンジュ

 

21 『Ambitious Pieces』 テトラルキア

 

22『ハッピータイフーン』 KiRaRe

 

23 『Dears…』トロワアンジュ

 

24 『カナリア』 テトラルキア

 

25 『Purple Rays』オルタンシア

 

26 『Brilliant Wings』 ステラマリス

 

27 『OvertuRe:』 KiRaRe

 

EN1 『367Days』 KiRaRe

 

EN2 『憧れFuture Sign』 KiRaRe

 

※ANiUTa NEWS(https://aniuta.co.jp/contents/279519)より、一部変更しています。

 

昼の部は事前に知らされていた通りアニメで扱われた楽曲が中心にセトリが組まれました。

 

 

1曲目はアニメオープニングテーマ『Don't think, スマイル‼』。今までのライブと異なり、踊るKiRaReの後ろにはOPの映像が流れました。僕は以前ほかのアイドルアニメコンテンツの現場に通っていました。なので「声優がアニメ映像の前でパフォーマンスする」ことは当たり前だと感じていた節がありました。

 

 

けれど、今回は違いました。4年間かけてアニメ化し、苦しい時も乗り越えたリステが、満を持して解き放つアニメ映像と声優のコラボレーション。過去のリステとも他のコンテンツとも違う、「今のRe:ステージ!だからこそできる」圧倒的な世界がそこにありました。Don't think, スマイル‼なステージの開幕を告げるファンファーレが高らかに鳴り響き、会場を一つにしました。

 

 

2曲目の『Yes, we are!!!』もアニメ映像付き。しかもダンスシーン。アニメのキャラクターの踊りと声優さんの踊りが同じ視界でシンクロする、これもまたリステにとっては初めてのことでした。伊津村紫ちゃんと伊津村陽花ちゃんが顔を寄せ合う前で、楽しそうに目を合わせ微笑み合う小澤亜李さんと花守ゆみりさん。アニメがなければ見ることがなかった光景です。4人の作り上げるかわいくて人を元気づける最高のステージでした。

 

 

5曲目の『Like the sun, Like the Moon』もプリズムステージのシーンの映像が流れました。ステラマリスという最強の存在が奏でる最高のパフォーマンス。「永遠に 踊り 歌え」のポーズは、太陽のような圧倒的な存在感を放つ一方で、月のような妖艶な光で会場を包み込みました。

 

 

それもアニメで式宮碧音と一条瑠夏と岬珊瑚という完全無欠な3人が歌上げるという文脈があったからこそ、橋未奈美さん、諏訪彩花さん、田中あいみさんがそれを現実の世界で再現・再構築して見せるという、アニメの後だから見ることのできる世界になりました。

 

 

27曲目の『OvertuRe:』では2つのKiRaReが作り上げた世界、想いが詰まったステーでした。この曲だけはアニメもフルサイズで映像が付いています。KiRaReが踊るシーン、オルタンシア、テトラルキア、トロワアンジュが見守り、彼女たちの心を動かすシーン、そして真菜が碧音に成長した姿を見せるシーン、それぞれがまるでステージの上で、全5ユニットが集まったライブで行われました。そしてリメンバーズはまさに12話の観客になったのです。紛れもないプリズムステージ。それが『OvertuRe:』がもたらした輝きでした。

 

 

そのほかの楽曲もアニメの中で使われたものが多く、その時々のシーンを思い出すことができました。そして、個人的には「アニメの後あの5つのユニットが合同ライブをするならこういうステージを作り上げるだろうな」という感覚を覚えました。新しく魅力的な曲で精一杯に今の彼女たちを表現する、そんな姿が見えました。

 

 

これが僕の感じた「アニメとのReflection」です。声優さんたちが放つ輝きがアニメで「Reflection」し、今までにない光で会場を満たしました。アニメの後のライブの意味、リステが今まで追ってきた一つの理想のステージがこのReflectionによって完成した、そう感じました。

 

 

2.「過去と未来へのReflection」

 

今回は今までのRe:ステージ!プロジェクトの大きな一つの区切りという意味合いも含まれていました。その意味で、これまでの歴史を「Reflection」した、そう感じれる瞬間も多くありました。

 

まずは夜公演のセットリストです。

 

1 『Stage of Star』 ステラマリス

 

2 『リメンバーズ!』 KiRaRe

 

3 『君とインフィニティ』 オルタンシア

 

4 『Heroic Spark』 テトラルキア

 

5 『STORIA』 トロワアンジュ

 

6 『WINTER JEWELS』 KiRaRe

 

7 『Desert Black Flower』 式宮碧音

 

8 『Skip』 緋村那岐咲

 

9 『Twin Moon』 帆風奏

 

10 『Flavor Youth』 坂東美久龍

 

11 『T.A.I.YOU』 南風野朱莉

 

12 『アイノウアイノウ』 伊津村陽花

 

13 『Bloomin,Bloomin』 式宮舞菜

 

14 『ロケット』 月坂紗由

 

15 『ミライKeyノート』(本城香澄ver.)

 

16 『For you!! Forみい!!』長谷川みい

 

17 『月影のトロイメライ』 トロワアンジュ

 

18 『Seventeen Feels』 テトラルキア

 

19 『Time and Space』 ステラマリス

 

20 『宣誓センセーション』 KiRaRe

 

21 『Sinfonia』トロワアンジュ

 

22 『Fearless Girl』 テトラルキア

 

23 『恋はフュージョン』 ステラマリス

 

24 『キラメキFuture』 KiRaRe

 

25 『Dear マイフレンド』 オルタンシア

 

EN1 『Don’t think, スマイル‼』 KiRaRe

 

EN2 『ハッピータイフーン』 KiRaRe

 

※ANiUTa NEWS(https://aniuta.co.jp/contents/279519)より、一部変更しています。

 

既存曲の中心という宣言通り、そしてそれぞれのユニットの人気曲、重要な役割を果たす曲が存分に使われたセトリになっていました。最強ステラマリスを象徴する『Stage of Star』に始まり、ファンの名前を冠した『リメンバーズ』など、Re:ステージ!がここまでの歩みの中で欠くことのできないマスターピースが散りばめられていました。

 

 

夜の部のクライマックスは最後の『キラメキFuture』『Dear マイフレンド』『Don’t think, スマイル‼ 』『ハッピータイフーン』の4曲です。この4曲がそれまでの23曲をまとめ、過去を尊びながら未来への道を示してくれた、そう感じています。

 

 

『キラメキFuture』はその名の通り輝かしい未来を疑うことなく歌い上げるナンバーです。今までの過去がある、だからこそ未来を信じて。そういう過去の肯定があって輝く曲だと感じています。キャラクターたちの抱える過去、Re:ステージ!が積み上げてきた歴史、それを持って走り出す。「夢中でいるのは今夢の中にいるから」。今までの夢を見るための期間があって初めて夢の中にいられる。そう感じさせる素敵な楽曲です。過去がこの曲に文脈を与える、未来という言葉で過去を「Reflection」している、そんな曲だと思います。

 

 

そして『Dear マイフレンド』。花守ゆみりさんがオルタンシアとして、伊津村陽花として歌う最後の曲がこれでした。花守ゆみりさんがRe:ステージ!の中で紡いできた物語、小澤亜李さんとの絆、紫と陽花の想い。それがこの曲で映し出されました。

 

 

 「ここからまた来る新しい毎日 ココロをつないで感じて

時々辛くていつでも大変 一緒に輝こうよDear マイフレンド

 

いつだって ほらココロはひとつ ずっと見ててね」

 

 

まだKiRaReに曲が4曲しかない、そして自分たちの曲は1つもないころからイベントで共演し、Re:ステージ!を盛り上げてくれた花守ゆみりさんと小澤亜李さん。その二人が最後にお互いを思って歌った「あなたへ」という気持ちを送りあう。Re:ステージ!が築き上げてきた歴史の一つが終わるその瞬間にささげられるメッセージとしてはあまりにも優しく、あまりにも儚く、あまりにも前向きでした。

 

今までと同じ関係ではいられない、けれどこれで終わりではなく新しい始まり。だからココロはひとつであり、ずっと見ていてほしい。そう歌い合うことができて本当に良かった、そう思います。花守ゆみりさんがRe:ステージ!に向き合ってきてくれた時間があったからこそ、今がある。それを改めて感じました。あの4分23秒は永遠にリメンバーズのココロの中に残り続けるはずです。

 

 

一度ここで終演となり、その後のアンコールで『Don’t think, スマイル‼ 』と18人全員での『ハッピータイフーン』が歌われました。

 

 

『Don’t think, スマイル‼ 』『ハッピータイフーン』はRe:ステージ!の楽曲の中でも明るく、そして背中を押してくれるような応援ソングです。「落ち込んだり迷っても最後には笑顔で」「あなたの笑顔も 泣き顔も みんなみんな全部全部オーライ!乗せて進むんだ」。花守ゆみりさんの卒業を笑顔で送り出す、そんなメッセージが詰まった選曲でした。

 

 

ライブは歌った瞬間にもう過去になってしまいます。現在がすでに過去になっていく、だからこそ過去に思い出したときにも未来へ向かっていける曲で送り出したのだと思います。拙い言葉ではありますが、花守ゆみりさん、今までありがとうございました。益々のご活躍を期待しています。

 

 

過去と未来がお互いに反射し合い、それぞれに意味を持たせた夜公演。これこそがRe:ステージ!らしい「過去と未来へのReflection」であったと思います。

 

 

3.「キャラクターと声優とのReflection」

 

最後に、今回の両部を通じて根底にあり続けた「Reflection」について。

立花芽恵夢さんのアニメ直前コメントですでに語られている部分があります。

https://www.youtube.com/watch?v=geaz0qVEgKg

 

 

「キャラクターもやっと動けたねって思って、すごく私もうれしい気持ちなので、みんなの成長を見届けていただきたいなって思ってます。」

 

「ぜひ私たちの成長も、キャラクターの成長も、皆さんで見届けてくださったらなって思います。」

 

 

アニメ化する前のイベントは、キャラクターが動くという感覚は少なく、あくまで声優ユニットとしてのKiRaRe、オルタンシア、ステラマリス、テトラルキア、トロワアンジュという側面が強くありました。動きのある、生きた存在として立ち現れるのは彼女たち声優でした。しかし、今回のアニメを経てそれが大きく変化します。

 

 

「アニメとのReflection」でも書かせていただきましたが、3rdの今までと一番大きく違うところはアニメ映像の前で踊るという、声優とキャラクターの今まで以上のシンクロでした。その中でも特に印象に残っているのが『キラメキFuture』です。『キラメキFuture』は初めてキャラクターのKiRaReが歌って踊り、アイドルとして立ち現れた瞬間でした。ライブでイントロが始まり6人が舞台上で踊りだした瞬間、そこにははっきりと式宮舞菜、月坂紗由、市杵島瑞葉、柊かえ、本城香澄、長谷川実がいるように感じました。今までのRe:ステージ!の楽曲とは全く異なった文脈を持つ曲が、新たな瞬間を作り上げました。映像になっていない2番以降も、キャラクターが動いているかのような、その一方で確かにリアルのKiRaReがそこにいる、そんないい意味で曖昧な境界がステージの上に存在していました。

 

 

それは本当に今までと違い、「キャラクターと声優とのReflection」が明確に存在していたからです。これまでRe:ステージ!はライブは声優、MVも声優であり、「キャラに先行して声優がおり、キャラクターの要素がどうしても弱い」ものになっていました。しかし、今回は初めてキャラクターが先歌い、踊った曲を声優さんが披露しました。キャラクターの像を追いかける舞台上のメンバー。それは紛れもなく今までにない世界であり、時間でした。キャラクターがアニメの中で作り上げた人格と、これまで4年間の積み重ねの中で作り上げたKiRaRe、オルタンシア、ステラマリス、テトラルキア、トロワアンジュというユニット。それぞれがお互いをReflectionしていました。

 

 

「アニメとのReflection」「過去と未来へのReflection」ではアニメや過去、未来を通して反射させているように感じましたが、「キャラクターと声優とのReflection」は映し鏡のように反射し合って、無限の深みを生んでいるように感じました。キャラクターがアニメで持たせた文脈をステージ上で再解釈し、新しい意味を声優さんが持たせ、それがさらにキャラクターの深みに繋がって…という瞬間が3rdライブのそこかしこでありました。鏡に映る像はどこまで行っても像なのですが、あの日、あの瞬間はまるで実体かのように思いました。それだけ、アニメの後は見る側も演じる側も限りなくキャラクターと声優が重なり合い、Reflectionし合い、今までにない存在として立ち現れるのを感じていていたのだと思います。

 

 

僕はキャラクターコンテンツの最大の魅力はキャラクターと声優の境界が消えて、二人の存在が一つになる瞬間だと思います。今回のライブはそんな瞬間がいくつもありました。その中でも特に印象に残っているシーンを紹介させていただきます。

 

 

まずは『ミライKeyノート』を歌っていた時の岩橋由香さんです。『ミライKeyノート』は劇中ではここぱんなの原曲と舞菜と紗由が歌うバージョンしかありませんでした。しかし、今回岩橋由佳さんは本城香澄として歌っていました。力強く、そして「ここぱんなとしての本城香澄」と決別を決意するかのような本城香澄の歌声は、岩橋由佳という声優が本城香澄になりきる程度ではとどまらず、本城香澄とキャラクターと重なり合うことで生み出したものでした。

 

 

次に牧野天音さんがセンターとして歌い上げた『OvertuRe:』です。アニメでは決勝の舞台でKiRaReの夢の始まりを、舞菜自身の成長を、そして碧音からの旅立ちを歌った曲でした。牧野天音さんは本当に4月のツアーから本当にパフォーマンスがずっと向上し続けていると感じます。まるで舞菜のように。舞菜が4月の時点では頭角を現していなかったものの、最後にはセンターとして誰にも負けない輝きを放ちました。まるでその舞菜に引っ張られるような、いえむしろ舞菜を超えていくパフォーマンスを見せてくれました。舞菜との関係の中でこの半年間、KiRaReだけでなくRe:ステージ!プロジェクトのセンターとしての牧野天音さんが、式宮舞菜ちゃんが生まれました。その瞬間に立ち会うことができた、まさしく12話のライブシーンに現実になった瞬間でした。

 

 

そして最後に、立花芽恵夢さん。『ガジェットはプリンセス』では圧倒的なダンスを見せてくれました。まるで、ダンスが苦手な柊かえではないかと思わせるくらいに。しかし、曲の終盤の「ガジェットはプリンセス プリンセス」という歌詞を歌うときには息も上がり、それでもなお必死に声を振り絞る姿が印象に残りました。これもまた、今までにないキャラクターとのシンクロでした。柊かえというキャラクターは体力やダンスでは他のキャラクターに比べ、ハンディキャップがあります。しかし、アイドルへの憧れは人一倍強いものがあります。そんな柊かえがそのままアイドルを続け、ソロを歌うまでに成長した時、きっとそのハンデは克服されつつあるのだろうと思います。その姿が、息を弾ませ歌い踊る立花芽恵夢さんから見えたのです。

 

 

まさしく、立花芽恵夢さんの「ぜひ私たちの成長も、キャラクターの成長も、皆さんで見届けてくださったらなって思います」というコメントそのものでした。また、3年前はキラリン☆感謝祭の500人ほどの規模を前に感極まって歌声が出なくなってしまった立花芽恵夢さんが、様々な経験をし、2500人の前で臆さず、むしろ堂々とリメンバーズを魅了して見せました。それも柊かえが劇で声が出なくなってしまった経験を乗り越え、決勝の舞台でパフォーマンスを披露したことと重なるかのようでした。お互いがお互いを尊重し、助け合うことで作り上げることができたステージだった、そう感じます。ただのキャラクターと声優という関係性を超え、その先にあるものを見せてくれた、そんな景色を立花芽恵夢さんは見せてくれました。

 

 

「一つじゃ頼りない 小さな明かりでも 

手を取り合えばほら 星座に変わってくように

一人じゃ見えない そんな景色が広がっていく」

 

 

僕は今までこの歌詞をKiRaReの6人同士で手を取り合うのだと感じていました。しかし、3rdを超えた今はキャラクターと手を取り合い、6人から12人になった、それぞれが手をつないだ、だから星座として輝きを放つことができる、そんな風に解釈をしています。

 

 

こんな景色を見せてくれた、それこそが本当の意味での「キャラクターと声優とのReflection」だったと感じています。

 

 

このようにして作り上げられた光が反射することでプリズムが生まれ、舞台を、Re:ステージ!を輝きに包み込みました。今までは18人の声優さんが作り上げる世界だったRe:ステージ!のライブも、キャラクターを含めた36人が作り上げるステージになりました。そこにアニメを、声優とキャラクターの文脈を知ったリメンバーズが来てその空間を体験したこと。キャラクター、声優、リメンバーズ。このRe:ステージ!に欠かせない3つがそれぞれから受けた光がプリズムなり、美しい36色の光線が舞台を満たしました。

 

 

Re:ステージ!は4年積み上げ続け、今この境地にたどりつきました。でもこれは「序章」なのです。これだけ素晴らしい景色を見せてくれてもなお「序章」です。Re:ステージ!が紡いできたたくさんの感動がReflectionし、新しいスタートラインを見せてくれた、これ以上ないライブでした。「この18人が誰一人欠けることがなかったからここまで来れた」という牧野天音さんの言葉。本当にその通りだと感じます。

 

 

Re:ステージ!の大きな冒険はここで一つの区切りを迎えました。けれど次は「Chain of Dream」です。今まで叶えて来た夢が次の夢へと連鎖する。KiRaReが初めてポニーキャニオン本社の一階でライブしてから3年半、こんな景色は想像できませんでした。だからこそ、ここから始まる新しい景色は、リメンバーズの想像を超えた、まったく新しい36人によって刻まれるのでしょう。過去と未来の夢を繋ぐ切れない鎖。それを見届けたい、まだまだここからが本当のRe:ステージ!です。

 

 

今回の3rdライブは様々な思いを反射した、まばゆいステージになりました。

 

 

新しいスタートラインに立った36人、その姿を見届け、新たな歴史を刻み始める、そんなライブに立ち会えたこと。きっといつまでもその輝きはリメンバーズの胸の中に焼き付いて離れないと思います。そんなステージを見せてくれて、本当に、本当にありがとうございました。

 

 

「今日までありがとう そしてこれからもよろしくね

今ここが 君とあの日見たスタートライン」